― 日常の“つい”との付き合い方 ―
食べすぎてしまったり、
必要ないと分かっているのに買ってしまったり、
疲れているのにスマホを見続けてしまったり…。
日常の中で、つい反応してしまうこと全般のお話です。
正直に言うと、
このテーマを書こうと思ったのは、
自分自身も、そうした“つい”に振り回されることがあるからです。
「今日はこれをやろう」と思っていたのに、
気づいたら何もしないまま一日が終わっていたり。。。
ピラティスを教えている立場でも、
そんなことは、普通にあります。
欲が出るのは、弱いからじゃない
以前は、
「もっと自制しないといけないな」とか
「自分は、まだまだだなぁ」と思っていました。
でも、身体のことを学び続ける中で、
考え方が少し変わりました。
そうした“つい反応してしまうこと”は、
意志の問題というより、
そのときの身体の状態が大きい。
ということ。
忙しかったり、余裕がなかったり、
睡眠時間が少なくなっているときほど、
人は“考える前に反応する”選択をしやすくなります。
ピラティスをしているのに、整っていない日もある
これも正直な話ですが、
ピラティスを日常的にしていても、
「今日は全然整っていないな」と感じる日はあります。
そんな日はやっぱり、
・呼吸が浅い
・気持ちが焦っている
・身体のサインに気づけていない
そして不思議と、
そうした“つい”も増えている気がします。
「あ、今日は身体に余裕がないな」と気づいたときは、
無理に何かをしようとせず、
ただ、ただ、ぼーっとするようにしています 笑
それだけで、
少し戻ってこられる感覚があります。
欲をなくすより、距離をとる
以前は、
そうした“欲”を「ダメなもの」として
抑えようとしていました。
でも今は、
出てきた自分を、否定しないようにしています。
「ちょっと疲れているのかもしれないな」
とか
そうやって一度立ち止まるだけで、
流されることは、意外と減ります。
欲しいモノが出てきたときは、
一晩寝かせて、
次の日も、またその次の日も、
それでも欲しいと思うのか?
自分に問い直しています。
完璧にできる日ばかりではありませんが、
それでも以前よりは、
自分をコントロールしやすくなりました。
ピラティスは、心を正すものじゃない
ピラティスは、
心と体をコントロールする練習であって、
ストイックになるためのものでもないと思っています。
乱れたら、戻ってくる場所。
整っていない自分に気づいて、
また身体に戻るためのツール。
だから、
「ちゃんとできていない日があっても、大丈夫」
そう思っています。
ここで書いているのは、
“欲をなくす話”ではありません。
日常の中で、振り回されすぎないための話です。
僕も、皆さんと同じように、
揺れたり、迷ったりしながら過ごしています。
では、
また、
いつでも整えに来てください。
脇田達也